お笑い浸けの日々。
次長課長、麒麟、チュートリアルが好きな(でも基本お笑い好き)高3のブログ。ポルノグラフィティ、ORANGE RANGE、スキマスイッチも好き。

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平面いぬ。

平面いぬ。 (集英社文庫)平面いぬ。 (集英社文庫)
(2003/06)
乙一

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読み終わりました。
短編集なので話ごとに感想を書きたいと思います。
前書いたGOTHも短編集なんですがGOTHは主人公二人が同じで
話が変わってくものやったんで一つに出来たんですが、
これは話ごとに主人公も変わるのでそうさしてもらいます。








まず「石の目」。
内容は、ある日山登りに出掛けた男性教師2人が
そこで足をすべらせ怪我をしてしまう。
そして大怪我をした先生を背負った一人が
山奥の民家に辿り着く…という話です。






この前に石の目についてちょっとした説明などがありますが、
主な話はこれです。そして石の目のホンマの正体が後で分かります。


話の最後が切ないですね。
終盤の主人公S先生と石の目の駆け引きのシーンが印象に残りますね。
それまでは比較的穏やかやった石の目が
だんだん変わってきて最後に感情が爆発します。
皮肉にも二人はすごく関わりがあるので
このような形で出会ってしまうのが悲しいです。






次は「はじめ」。
内容は、ある日鶏小屋を掃除していた主人公管耕平と木園淳男。
その時耕平が誤ってヒヨコを踏み殺してしまう。
職員室に呼び出された二人はその犯人を「はじめ」という女の子の
架空の人物のせいにしてしまう…という話です。




これも悲しく切ない話でした。
はじめは二人が作った架空の人物なのでもちろん
誰にも見えへんはずなんですが、耕平と淳男には見える
という不思議さがすごく魅力的でした。


今まで読んできた本の中でもこういう話のものはなかったので
新鮮ですごくおもしろかったです。
(最後には四人に増えます)


ホンマにこんなことがあったとしたら、やっぱり驚きますね。
でもこういうことがあれば毎日楽しいと思います。
自分で好きなように設定出来ますし、
自分以外には声も動きもなにもかもが見えませんから。


はじめと耕平と淳男は8年間もの付き合いがありました。
幻覚と8年間一緒やったなんて頭おかしいんちゃうか、
と思われてもおかしくないです。
でもめちゃめちゃ仲良かったからはじめも消えたくなかったかもしれません。
現実においても、めちゃめちゃ仲良かった子と
会われへんくなるっていうのは寂しいですからね。


なんにしても「別れ」というものは寂しいですね。






次は「BLUE」。
内容は、ケリーという有名な女性ぬいぐるみ作家が不思議な布を
使って作った王女、王子、騎士、白馬、ブルーの5体のぬいぐるみ。
それを誕生日プレゼントとして買うたダンはぬいぐるみを娘のウェンディに渡す。
でも、5体のぬいぐるみの中で汚らしい青色のみブルーだけが嫌われ、
弟のテッドに渡されてしまう…という話です。




この話はぬいぐるみからの視点で書かれていておもしろかったです。
ブルーがすごく可哀相でした。
でも純粋で外見はアカンかもしれへんけど
性格は良くて誰からも好かれる感じでした。
ポジティブに考えてしまうとこもありますが可愛くて好きですね。
最後は自分が酷い目にあったにも関わらず、
ウェンディの他のぬいぐるみを守ろうとして必死になるところは印象的でした。


あと、お人よしやな~って思います。普通はほっときますからね。
ウチはなんでもネガティブに考えてしまうのでブルーとは正反対です。


あと王女は見かけによらず怖いな~と思いました。
一見優しそうに見えるけど中身は極悪で。
現実にもそういうことがありますもんね。


騎士はその逆のような気がします。
終盤にウチがそう思った場面が出てきます。


最初読み始めた時はぬいぐるみが出てきたので
可愛らしい話なんかな~と思ったんですが、読み進めるにつれて
可愛さに悲しさや切なさもありました。






最後に「平面いぬ。」
内容は、気まぐれで女性中国人彫師に彫ってもらった犬の刺青。
「ポッキー」と名付けたその刺青がある日突然動き出した…という話です。




可愛らしく高校生のウチには共感出来る話でした。
やたらと自分だけに小言言うてくる、とかめっちゃ分かりますね。
今まさにウチがそうですから。特にお父さんが。
やからうっとおしいんですよね。
やっぱり高校生ってなると思春期ですから親がうっとおしくなってくるんですよね~。
ほんでついキツイこと言うてもうたりとか。
主人公のユウは喧嘩になったあとちょっと後悔してるんですが、ウチは全然しませんね。
「なんで謝らなアカンねん」って思いますから。
ここが主人公と違いますよね。


それから、ユウはよぉ刺青入れよう思ったな~…って思うんですよね。
いくら犬のやとしても肌削られるわけですからね。
絶対怖くて出来ないですわ~…
話の中では痛みには個人差がある、とありますがなかなか勇気は出ないと思いますね。








これで「平面いぬ。」読み終わりました。
次は「暗黒童話」を読みたいと思います。
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【2008/09/11 19:50】 | 小説 | トラックバック(0) | コメント(3)
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コメント

すっげー本読んでるねー笑
私は全く読んでないという…笑
【2008/09/11 23:13】 URL | 未季 #-[ 編集]
こんばんわっっ!
めっちゃ本読んでますねぇぇ!
乙一さんの本は切なくて泣けてきますよね!
しかしホラーが主な作家さんみたいなんですが、
私は乙一さんのホラー小説読んだことないという。。
ファンタジーなサスペンスが好きなんです。(しらんw
切ない方面が好きです。
青春・・光る汗キラキラ(?)方面はちと苦手ですorz

『平面いぬ。』、面白そうですね!
今度読んでみよっかなー・・・。
作者どなたでしたっけ・・。(調べろよ
なんか同じ本読んで、語り合えたりしたら楽しそうですねっ♪

因みに私が好きな作家さんは伊坂幸太郎さんですwww
乙一さんも好きです!人間の暗い部分の描写が心に響きます。
「あー、この作者さんもこういう考え方してはるんやー」とか思ったり。

それではー!!
【2008/09/12 19:11】 URL | ころも天ぷら #aotVSjeg[ 編集]
>未季
いやいや^^;
最近読み始めたばっかやからまだまだやで^^;



>ころも天ぷらさん
こんばんは!!
そんなことないですよ~^^;
まだ物足りん感じです。
そうですね。
特に「はじめ」という話を読んどる時なんか
うるっときましたね。
乙一さんはそうですね。
主はホラー作家さんみたいです。
そうなんですか!
それやったら「死にぞこないの青」とかどうですかね?
それとか「GOTH」とか。
GOTHはかなりグロいんで怖いのが苦手
やったらオススメは出来ませんが…。
そういう系もいいですよね。
ウチも青春ものとか恋愛ものは苦手です^^;
読む気が全くしないんですよね…
「平面いぬ。」は全部の話に共通して
切ない感じなのでこれもオススメですよ!
作者さんは乙一さんです^^
短編集なんですよね。
「石の目」「はじめ」「BLUE」「平面いぬ。」
の4話が収録されてます。
伊坂幸太郎さんですか。
名前は聞いたことあるんですが作品はたぶん
読んだことないですね~…
本って作者さんの考えとか思いが分かるからいいですよね。
一冊読むたんびにもっと読みたい!って思います^^
【2008/09/12 20:31】 URL | 管理人 #-[ 編集]

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プロフィール

劉

Author:劉
次長課長、麒麟、チュートリアルが好きな高3のブログです。
最近はNON STYLEとハイキングウォーキングに夢中。。
ですが、基本的には芸人さんみんな好きです。



アーティスト…ポルノグラフィティ、ORANGE RANGE、スキマスイッチ。

アニメ…ワンピース、スラムダンク、ドラゴンボール。

作家さん…山田悠介さん、乙一さん、伊坂幸太郎さん。


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